医療法人社団 藤川医院

藤川医院|三豊市高瀬町羽方の内科|泌尿器科

〒767-0022 香川県三豊市高瀬町羽方672-1
TEL:0875-74-7977

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院長休憩室

NEW我が家のペットの入院

我が家には、2才になる猫がいます。チンチラペルシャの種類で、
名前はミタラシ(愛称 ミータン)といいます。
毛の色が、みたらし団子の色に似ているとの事で、孫がこの名前を付けました。
このミータンが、頻回にトイレに行くようになり、行っても5分くらい座っていて中々 出てきません。

膀胱炎かもしれないな と思い2~3日、様子を見ておりました。
その内に、段々、元気がなくなり、エサも食べず水も飲まなくなってきました。
これは普通ではないと思い、病院へ連れて行かねばと思いました。
丁度、日曜日の夜で娘に電話をかけてもらいましたが、動物病院はどこも休診でつながりません。

しかし、最後にかけた病院が電話に出てくれて、救急で診てくれる事になりました。
病院は、丸亀城の近くにあり、ミータンを車で連れて行きました。娘や孫も駆けつけてくれました。
日曜日の夜間なのに、先生と数名のスタッフが対応して下さり、不安な中、本当に心強く思いました。
しばらくして、処置室へお入り下さいと言われて、皆で入りました。
先生が、超音波検査の画像を見ながら説明をしてくれ、膀胱内に大量の砂が溜まっていて
これが膀胱の出口に詰まって尿閉状態になっているとの事でした。

膀胱内にカテーテルを入れて導尿し、膀胱内の砂を洗って排出してくれていました。
血液検査も、10分くらいで結果が出て、腎機能を示すクレアチニン値が、
4.2(正常値は1.6以下)と上昇しており、腎不全の状態との事でした。

もう1日くらい経つと命が危なかったとの事で、命を助けられたと本当に有り難く思いました。
尿の中に砂の出来る原因は、食べていたエサにあるのではとの事で、砂の出来にくいエサを指導してくれました。

3日間入院し、ミータンは無事退院出来て、今は元気に暮らしています。
今度の事で、ペットも人間と同じ様な病気をするものだと認識した事、そして、治療も人間の尿閉と同じようにするものだという事を
目の前で見ることが出来た事に、不思議な感銘を覚えました。
それと、ペットも救急の病気の時に診てくれる病院のある事が本当に有り難く思いました。



ミータンの入院中の写真です。
膀胱の尿を留置カテーテルで出しています。

NEW患者様待合スペースに「ミニ図書コーナー」を設けました。

待合室の一角にミニ図書コーナーを新しく設けました。種々の本を置いてありますので、興味のある方はご覧下さい。
また、コロナ感染もかなり減少してきた事もあり、しばらく撤去していた雑誌、新聞などをふたたび待合室に設置いたしましたので、ご利用ください。


当院待合室の絵『庭の松』について

医院の待合室に1枚の絵を掛けています。
「庭の松」と題する絵で、昔、絵を趣味にしていた父親が描いたものです。
私が子供の頃は、今の医院が建っている所に、家の屋敷が建っていました。
その庭に、何本も松の木が植えられていて、大きな木は子供の手で抱えきれない程の大きさでした。
その松の木に、夜、フクロウがとまりに来て、月夜にフクロウのシルエットが浮かびホーホーと鳴く声が今も耳に残っています。
その松の木も、松くい虫のせいで全て枯れてしまいました。
その頃から、近くの山でも松の木を見る事はあまり無くなってしまいました。
待合室の絵を見る度に自然と時代の移り変わりを感じます。
 

当院が、NHK-BS1スペシャルで放映されました

令和4年1月2日、NHK-BS1スペシャル「私たちのデジタル医療革命」という番組で当院の診察風景が放映されました。
K-MIX R(かがわ医療情報ネットワーク)という情報システムを利用して、当院と三豊総合病院との間で情報のやり取りをし、診療に役立たせているという内容でした。
この情報システムを利用する事で、診療の上で多くの恩恵を受けています。

※当院ではITによる全県的な医療連携システム「かがわ医療情報ネットワーク【K-MIX R】」に登録し、地域の基幹病院様と相互連携を行っています。
詳しくはこちら

駐車場横にあるクロガネモチの木

医院の駐車場の横の一角に大きなクロガネモチの木がそびえています。
樹齢120年くらいになり、幹の太さは大人の腕で2抱え位あります。
大きな木なので、平成6年の香川の大渇水の時に枯れないかと心配しましたが、それを乗り切ってくれて、現在も青い葉を茂らせています。
来院された患者さんの中にはこの巨木が気になる方がいて、この木を背景にして写真を撮って帰られられる方もいます。
いずれの日にか、隠れたパワースポットの一つになるかも知れません。