次のような症状が現れます。
※自覚症状については、国際前立腺スコア(IPSS)でチェックします。
IPSS表は、こちらよりダウンロード頂けます。
受診されましたら、以下のような検査を行います。
治療方法
(1)内服治療
(2)手術治療
※手術の必要な患者様は、専門の病院へ御紹介しています。
こちらのサイトでも詳しく掲載されています。
(キッセイ薬品様ホームページ) https://www.kissei.co.jp/urine/
膀胱炎をくりかえさないためには、細菌が膀胱に入りやすい生活習慣を改善する事が大切です。
(1) 排便の後は、「前から後ろ」に拭きましょう。
「後ろから前に」拭くと、肛門周囲の大腸菌を尿道の方へ付けてしまう事に
なります。「前から後ろ」に拭く習慣をつけましょう。
(2) 便秘を改善しましょう。
便秘があると、大腸菌の発生も多くなり、また、骨盤内のうっ血も起こり
膀胱の血流も悪くなる為、膀胱炎を起こしやすくなります。
(3) トイレに行くのを我慢しないようにしましょう。
尿意があれば、我慢せずに早めにトイレに行きましょう。
早めにトイレに行けば、膀胱の中に細菌があっても、早く外へ出すことが出来て膀胱炎を予防できます。
(4) 水分を多めにとりましょう。
水分を多めにとると、尿量が増えて、膀胱内の細菌を外へ出すことが
出来ます。
(5) セックスの前後は清潔にしましょう。
セックスの前にはシャワーなどで清潔にすると同時に、セックスの後には
すぐ排尿をして、膀胱内の細菌を外へ出すようにしましょう。
こうすると、膀胱炎になる頻度をかなり減らすことが出来ます。
(6) お腹を冷やさない様にしましょう。
夏場でも、クーラーで下半身が冷えると、膀胱の血流が悪くなり膀胱炎の
原因になります。
下半身に厚着をしたり、冷えの強い時は、下腹部と腰にカイロを
貼ったりしましょう。
(7) 疲労を避けましょう。
疲労や睡眠不足があると、身体の免疫力が落ちて、膀胱炎になりやすく
なります。
過労を避け、睡眠時間を十分に取りましょう。
(8) 薬を勝手にやめないようにしましょう。
膀胱炎で、病院で処方された抗生物質は指定された日数をきちんと
飲みましょう。
症状が消えたため治ったと思い込み、途中で薬を止めると膀胱内に残った細菌が
また、増えてきて、再発する事があります。
抗生剤は、指示された日数(通常 7日間くらい飲むことが多いです)を
きちんと飲みましょう。
※ 参考書籍
巴 ひかる 著 「膀胱炎がわかる本」
下部尿路症状には、次のような症状があります。
(1)昼間頻尿:昼間、8回以上、尿に行く場合を言います。
(2)夜間頻尿:夜間、1回以上、尿に行く場合を言います。
※夜間頻尿に関して、より詳しく掲載されているページがございます。こちらよりお入りください
(3)尿意切迫感:急に、我慢できないような強い尿意が出ます。
(4)尿失禁:意識せずに尿が漏れる場合を言います。
(5)腹圧性尿失禁:運動時やくしゃみ、咳の時に尿が漏れます。
(6)排尿遅延:尿の勢いが弱くなります。
(7)尿閉:尿が全く出なくなり、膀胱に溜まったままになります。
尿意切迫感があり、頻尿、尿失禁 がある場合を、過活動膀胱と言います。
問診、尿検査、腹部エコー検査 などを行い、適切な薬物治療を行います。
排尿の症状を見るために、排尿日誌を付けて頂く場合があります。
排尿日誌の説明は、ネットの「夜間頻尿.com」のサイトのこちらから
見る事が出来ますので是非ご覧ください。
排尿日誌は、このサイトから、直接、ダウンロードすることが出来ます。
薬物治療がうまく合った場合は、症状が驚くほど改善する場合がよく見られます。
頻尿などの症状があり、日常生活にお困りの方は、是非一度、診察にお越し下さい。